1806年にジェームス・プールが創業したヘンリープールは、1846年にサヴィル・ロウへ店舗を開店。現在も営業しているサヴィル・ロウのテーラーとしてもっとも古い歴史を持ちます。その後、コークストリートへ一時移転しましたが、1982年にサヴィル・ロウ15番地に移転し、現在に至ります。
ショールーム兼カッティングルームはテイラーワークショップ1階に、制服部門(リヴァリー部門)と縫製工場は地階に位置しています。

ショールームでは、ヨークシャー、ハダーズフィールドのミル(工場)から届いた高級ウーステッド製のカシミヤスーツから、西部地方のリッチなフランネル製、そして純カシミアを合わせたスコティッシュボーダーの洗練されたツイードまで、幅広い品揃えの2000を超える生地見本をご用意致しております。さらに、ネクタイやブレイシス(サスペンダー)、ソックスなどのアクセサリーも豊富に取り揃えています。

ヘンリープールは海外のお客様からもよく知られており、伝統は守られています。ヘンリープールは全てのお客様に対してご提供している高いサービスレベルを自負しており、定期的に世界を訪問し、オーダー会を開催しております。マスター・カッターによるフランス、ベルギー、ドイツ、スイス、オーストリアへの訪問に加え、4半期ごとに、アメリカ、ニューヨークとサンフランシスコへ赴いています。

ヘンリープールは日本へ参入した初のサヴィル・ロウのテーラーでした。現在は、トランクショーと呼ばれる英国からの出張オーダー会によるフルオーダーメイドから、日本国内の有名百貨店内にあるヘンリープールショップでご提供しているパターンオーダーメイドまで、幅広く展開しています。