ヘンリープール6代目当主、アンガス・カンディ氏。1937年生まれの氏は、サヴィル・ロウの重鎮であり、生き字引とも言われる伝説の人物です。
スーツの聖地、サヴィル・ロウの発展に尽力し、一時既製服に押されていたビスポークを、文化においても、ビジネスにおいても復活させた立役者でもあり、今でも世界中から多くの人々がアンガス氏の意見を聞きに訪れるといいます。
息子であり、跡継ぎでもあるサイモン・カンディ氏とスタッフを育てながら、今も活気あふれるアンガス氏が2010年11月に来日。ロングインタビューする機会を得ました。
まだまだ語り尽くせぬ深さをたたえつつ、歴史を知る人のみが聞かせる奥行きあるお話、たっぷりお楽しみください。
Angus Cundey(アンガス・カンディ)
ヘンリープール社 6代目当主
1937年生まれ。1955年にヘンリープール入社。1978年、6代目当主に就任。現在では、サヴィル・ロウの伝統と、英国服飾文化を次世代へ渡していくため、多忙な日々を送っています。
|